6月10日の東京オペラシティ定期シリーズは桂冠指揮者・尾高忠明が贈るオール・ドヴォルザーク・プログラム。 躍動感あふれる序曲『謝肉祭』による幕開けに続き、人気の高い「チェロ協奏曲」のソリストには岡本侑也が登場。 交響曲第8番は「自然交響曲」とも呼ばれボヘミア色濃いドヴォルザークの豊かな抒情性を存分に発揮した名曲です。 「チェロ協奏曲」のソリスト岡本侑也は1994年生まれ。 オペラ指揮者の父と声楽家の母のもとに生まれドイツで育ち、現在ミュンヘン音楽大学に留学中。 2011年日本音楽コンクールチェロ部門第1位、小澤征爾音楽塾オーケストラへの参加など国内外で研鑽と実績を積み、将来を嘱望される音楽家として注目を集めています。 昨年7月、マーラー「交響曲第9番」で感動を呼んだマエストロ尾高と東京フィルが長年の信頼関係のもと生み出す音色に、俊英岡本侑也が加わって紡ぐ名旋律の数々を、ぜひともお楽しみいただければ幸いです。