今回はホルンの梅田学(うめださとる)氏をお迎えして、モーツァルトのホルン協奏曲第3番を演奏します。 梅田氏は東京交響楽団で首席奏者を35年間務められた後、瀋陽音楽学院に教授として招かれるなど、演奏者としてのみならず指導者としてもご活躍です。 当団でも金管楽器のトレーナーとしてお世話になっています。 梅田氏の、艶やかな音色から悲しげな音色までの多彩な表現力を存分にお楽しみいただけると思います。 悲愴では、チャイコフスキーが曲に込めた情熱や哀愁、切なさ、穏やかさ、力強さ、はかなさなど、様々な表情を山元先生のタクトが紡ぎ出していきます。 私たちも出来る限り先生の思いに添えるように心を込めて演奏致しますので、是非、足を運んでいただければと思います。
