総勢40名ほどの室内管弦楽団、通常のオーケストラの半分以下の人数で演奏するブラームスに取り組んできました。 第1番・第4番に続く3回目では「ブラームスの英雄交響曲」とも称される第3交響曲を取り上げます。 あわせて演奏するのはベートーヴェンの「英雄交響曲」・・・ではなく、「皇帝」のサブタイトルを持つピアノ協奏曲第5番。 冒頭和音が鳴り響くと共に豪華絢爛な宮廷を想いを馳せてしまう、運命や闘争とは離れた、ベートーヴェン中期の充実した明快な作品です。 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は「王様」のイメージですが、この「皇帝」は双璧をなす大曲でしょう!
