東京フィル桂冠名誉指揮者チョン・ミョンフンは1974年チャイコフスキー国際音楽コンクールピアノ部門で第2位を獲得、その後ロスアンジェルス・フィルでカルロ・マリア・ジュリーニのアシスタントとして指揮者のキャリアをスタート、以来30余年にわたり世界各地の著名なオーケストラやオペラハウスで活躍し、東京フィルでは2001年にスペシャル・アーティスティック・アドバイザーに就任、現在は桂冠名誉指揮者として東京フィルのオペラとシンフォニーの両輪での発展を支えてきました。 2月の定期演奏会では、ピアノの名手でもあるマエストロが自らソリストとなりオーケストラと一体となって創りあげる珠玉のモーツァルト「ピアノ協奏曲第23番」、そして「チョンのマーラー」と各地で絶大な支持を得るマーラーの交響曲から「第5番」を取り上げます。 来シーズン定期演奏会でもオペラ『蝶々夫人』(演奏会形式)ほか充実のプログラムで登場するマエストロとの、シーズン最後の充実の演目をどうぞお楽しみください。
