私たちは、前回の演奏会までは、楽団にとって力試しとも言える難曲に取り組んで、徐々にレパートリーを増やしてきましたが、今回定演は新しい指導者のもとで初心に戻り、基本のキとも言うべき練習をしてきました。 演目は難解なものではなく、皆さんになじみのある曲ばかりです。 ヴァイオリンソリストも団員の中から選出して、挑戦しました。 パッヘルベルのカノンとバッハの協奏曲では、チエンバロも加わりバロック音楽の雰囲気を味わって頂けるかと思います。 TheEntertainerは、指導の藤田めぐみ先生による編曲のポピュラー曲ですが、弦楽奏法の集大成とも言うべきものに仕上がっています。 指揮者の語りあり、チエンバロ演奏ありと、お子様からお年寄りまで幅広く楽しんで頂けるプログラムとなりました。 弦楽器の美しい音色が出せるよう、基本を大事に練習してきた成果を少しでも感じて頂けたら、団員の喜びです。 皆さまのご来場を心からお待ちしております。