EnsembleContemporaryαは東京を拠点に17名の演奏メンバーと11名の作曲メンバーで構成される、20世紀以降の音楽を専門とする室内アンサンブルです。 2015年度の定期公演となる本公演では、作曲メンバー山本裕之のプロデュースにより、本邦では知られざるニュージーランドの現代音楽の数々を取り上げます。 ニュージーランドは地理的、歴史的に多様な背景が混在する移民国家ですが、その複雑な文化状況から生み出された多彩な諸傾向を出来る限り取り上げ、ニュージーランド音楽の現在を俯瞰出来るようなプログラムを組みました。 惜しくも2015年5月に亡くなってしまいましたが、国際的な名声を馳せたニュージーランドの巨匠、ジャック・ボディの作品をはじめ、それぞれ世代、立ち位置、作風の異なる5名の作曲家の作品に、プロデューサー山本裕之の新作を添えた一夜、どうぞ、お楽しみください。