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アンサンブル・フラン 第39回定期演奏会

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アンサンブル・フラン 第39回定期演奏会

バルトーク、ヴェーベルン、ドヴォジャークにみられる音楽性は、それぞれが持つ語法の統一感と、その民族的・時代的な音楽背景の影響です。 ハンガリーの作曲家であるバルトークの「弦楽のためのディヴェルティメント」は、みごとに「古典的」な作品で、楽曲構造は、ソナタ形式、3部形式の緩徐楽章、ロンド・フィナーレの3つの楽章。 しかし、合奏協奏曲のように各楽器のソリストが休む間もなく活躍し、音楽全体に編み込まれた快活なリズム、ミステリアスな旋律が、聴く者を惹き込みます。 ヴェーベルンは、新ウィーン楽派の中核といえるオーストリアの作曲家。 無調時代の作品である「弦楽のための5章」は、密度の薄い音響体と冷たい情感がある、一つ一つがとても短い楽章の楽曲です。 音列主義の中でほのかにみられる明晰さやロマン派の延長性、終楽章で弦の奏でるぞっとするような美しい音色にぜひご注目ください。 ドヴォジャークは、チェコ国民楽派を代表する後期ロマン派の作曲家。 全5楽章からなるこの「弦楽セレナーデホ長調」は、わずか10日で書き上げた作品です。 その穏やかさ、まろやかさ、優しさは、木質感たっぷりの弦楽器群に綴られます。 最後には賑々しく音楽が広がり、親密な楽しさに心奪われる作品です。 さて、本プログラムの3曲は、2003年にバルトーク、2005年にヴェーベルン、2009年にドヴォジャークを、高関氏の指揮で演奏しています。 この再演でより表現力豊かな演奏をお届けしたいと団員一同張り切っております!皆さまのご来場、心よりお待ちしています。


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