ジュネーブ音楽院で共に学んだヴィオラの細川泉と、クラリネットの山本梓が拠点を日本に移した昨年秋に、クラリネット・ヴィオラ・ピアノによるトリオを結成。 この編成での演奏会は珍しいと思いますが、3つの楽器が溶け合い、とても温かい響きがします。 ヴィオラの細川は、世界的ヴィオラ奏者今井信子の元で研鑽を積みヨーロッパの主要音楽祭であるヴェルビエ音楽祭に出演するなど、ソロ・室内楽・オーケストラなど豊富な経験を積んだのち帰国。 繊細なニュアンスに富んだ音色と豊かな音楽性から、高い評価を受けています。 クラリネットの山本はフランスを代表するクラリネットロマン・ギュイオ氏に師事。 イタリアでの国際コンクールでの入賞など、確かな実力で素晴らしい音楽を聞かせてくれます。 ピアノの市川は、京都芸大を卒業後、室内楽やアンサンブルピアニストとして精力的に活動しており、アンサンブル能力の高さは共演者の絶大な信頼を得ています。 ヨーロッパの香りのする、トリオ・アザレの音色をぜひ一度聴きにいらしてください。